• 世界的な株式上昇は経済回復との見方:コロナウィルスのパンデミックは世界125カ国で起こり、累計で370万人の感染者が確認され、死者は25万人にのぼりました。4月以降、欧米のパンデミックはピークを迎えたとの安心感から世界株式市場も急落から上昇に転じています。ユーロストック600指数は4月に6.3%以上上昇し、米国の3主要株価指数も10%以上上昇しました。原油先物取引の下落は市場にとってマイナス要因となりかねない出来事でしたが、米国株の上昇は、その影響を受けることはありませんでした。欧米のアウトブレイク緩和に加え、米国株指数の大部分を占めるトップテクノロジー企業は、3月の急激な落下時に買い戻しを行なっています。マイクロソフトは自社株の60億ドルを買い戻し米国市場をサポートしました。またFacebookは12億ドル、Googleは過去最高の85億ドルを買い戻し、過去莫大な買い戻しを行なってきたAppleも年内に500億ドルを買い戻すことを発表しました。またApple社は、3年、5年、10年、30年の満期で85億ドルの社債を新たに発行しています。20億ドルの3年債は当初の水準より35ベーシスポイント低下、米国債よりもわずか60ベーシスポイントだけ高く、25億ドルの30年債に関しては金利は変わらないままでしたが、米国債より145ベーシスポイント高いだけでした。このような低い借り入れコストにより米国のトップテクノロジー企業は米国市場、特にナスダックを支えるため、より低いコストで自社株を買い戻すことに成功し、ナスダックは先月11%以上急上昇、ダウ平均株価とS&P500指数をはるかに上回りました。しかし、ヨーロッパと米国はロックダウンを徐々に解除し、さらにトランプ大統領が死者が増加するリスクを背負っても経済活動を今すぐ再開しなければならないと発言したことから、巨大なコロナの第2波が来る危険性が見え隠れしています。ブラジル、ロシア、インドなどの新興国もコロナウイルスが猛威を振るっています。医療条件、資本支援などの制約、および米ドル指数の上昇が続いていることから、利下げや紙幣増産もできず、悪化の一歩を辿っています。新興国のコロナウィルス蔓延は長引く可能性があり、より深いダメージを負うこ..
2017年5月ペガサス投資コンファレンス ( 27-05-2017 )
iFAST 2017年 最優秀投資アドバイザー大賞受賞